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心がふっと軽くなる“癒しの旅”をテーマに、読んだ方が“訪れたくなる”情報を心がけています。

富山県唯一の国宝・瑞龍寺を深く味わう旅:所要時間、国宝の理由、訪問者の声をご紹介

瑞龍寺AI 富山県
瑞龍寺の拝観受付。ここでチケットを購入して中へ入ります。
総門(入り口)。ここをくぐると、広い境内がゆったり広がっています。

■ 瑞龍寺ってどんなお寺?

富山県高岡市にある瑞龍寺(ずいりゅうじ)は、加賀藩(二代藩主・前田利長公)のために建てられたお寺です。
とても大きくて立派なお寺で、山門・仏殿・法堂の3つが国宝になっています。富山県で建物として国宝に指定されているのは、この瑞龍寺だけなんです。

建物がまっすぐ並んでいて、どこか海外の宮殿みたいな雰囲気もあり、初めて行くと「おお…!」と圧倒されます。

■ 国宝に選ばれた理由って?

瑞龍寺が国宝に選ばれた大きな理由は、
建物の並び方(伽藍配置:がらんはいち)がとても美しく、禅宗のお寺として歴史的に価値が高いからです。

瑞龍寺は加賀藩3代藩主の前田利常公が、義父の利長公を供養するために、なんと約20年もかけて作らせたもの。

建物の配置は、昔の中国から伝わった禅宗寺院の形(七堂伽藍)をお手本にしていて、どこから見ても左右対称でキレイに並んでいます。

国宝の山門。大きさも迫力もすごくて、近くで見ると圧倒されます。

■ 左右対称の美しい「七堂伽藍」

瑞龍寺の中心となる建物は、総門 → 山門 → 仏殿 → 法堂と一直線に並んでいます。
さらにその左右に、禅堂や台所(庫裡くり)がバランスよく配置されていて、回廊(屋根付きの廊下)でつながっています。

この「整った形」が、江戸時代のお寺としては特に優れていると高く評価されているんです。

国宝の仏殿。芝生の広がる空間に、どっしりと建っています。

■ 建物に隠された工夫と迫力

●仏殿の屋根のヒミツ

仏殿の屋根は、47トンもの鉛板でできています。
日が当たると少し白っぽく光って、とても美しいです。

さらに、昔の人は「もし戦になったら、この鉛を弾丸にできる」と考えていたともいわれています。建物にそんな工夫があったなんて驚きですよね。

●山門は北陸の雪対策

山門は高さ18mの二重門。
雪国・北陸の気候に合わせて、上の屋根と下の屋根がほぼ同じ大きさで作られています。
こうすることで、雪が落ちても下の屋根を壊さない工夫になっているそうです。

■ どのくらい時間があれば見られる?

瑞龍寺は広くて見どころが多いので、ゆっくり歩いてまわると
だいたい1時間くらいが目安です。

歩く距離はそこまで長くありませんが、建物の中も細かいところまで見たくなるので、自然と時間を使ってしまいます。

仏殿の中には、静かで落ち着いた空間が広がり、厳かな雰囲気が漂っています。
はずや
はずや

もし時間に余裕があるなら、近くにある前田利長公の墓所(徒歩約3分)や、高岡大仏(車で約15分)などもあわせて回ると、さらに楽しめます。

■ 人気の見どころ「トイレの神様」

瑞龍寺には、ちょっとユニークな見どころがあります。
それが「トイレの神様」=烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)の像です。

禅宗では、烏枢沙摩明王はトイレを守る神様で、「きれいに保つと運気が上がる」ともいわれています。
最近は歌の影響もあって「見てみたい!」という人も多いそうですよ。

瑞龍寺で人気の烏枢沙摩明王像(トイレの神様)。きれいにすると運気が上がると言われています。

■ 見学するときの注意点

●午前中が写真のベストタイム

瑞龍寺は建物の向きの関係で、午後になると逆光になりがちです。
写真をきれいに撮りたいなら、午前中がおすすめです。

●撮影禁止の場所もある

仏殿や法堂の中は写真OKですが、
烏枢沙摩明王像や禅堂など、一部は撮影禁止です。
現地の案内をよく確認してくださいね。

●季節イベントもすごい

春・夏・秋・冬にライトアップがあります。
建物が色とりどりの光に照らされてとても幻想的!
イベント中は「門前市」も開かれるのでにぎわいます。

■ おまけ:境内でほっと一息

参拝のあとにいただいた麒麟焼き・甘酒・生姜湯。あたたまります…!
瑞龍寺の近くにある売店。麒麟焼きや甘酒はここで購入できます。

お土産

お札を買って、早速自宅の玄関とトイレに貼りました。

魔除けや縁起物として玄関に貼る
烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)守護札はトイレに貼る

■ まとめ

瑞龍寺は、国宝にふさわしい歴史と美しさを持つ、富山県を代表するお寺です。
建物の配置や細かい工夫まで、知れば知るほど面白いポイントがたくさんあります。

高岡を訪れることがあれば、ぜひゆっくり歩いてみてくださいね。
静かで気持ちの落ち着く空間が、旅の良い思い出になるはずです。