神社寺院めぐりへようこそ

このブログでは、実際に参拝した神社寺院の雰囲気・ご利益・御朱印・アクセス情報を紹介しています。
読んだ方が“訪れたくなる”情報を心がけています。

金沢の願掛け寺「香林寺」ってどんな場所?参拝前に知っておきたいこと

香林寺AI 石川県
香林寺の山門
金沢市野町にある香林寺の入口。街なかにありながら、門をくぐると落ち着いた空間が広がります。

石川県金沢市にある「香林寺(こうりんじ)」は、願い事をしに訪れる人が多いお寺です。
「願掛け寺」とも呼ばれていて、金沢のパワースポットとしても知られています。

香林寺は、1651年に建てられた歴史あるお寺ですが、昔ながらのお寺というだけではありません。願い事の仕方が少し変わっていたり、今の時代に合ったお守りがあったりして、若い人からも注目され、SNSで見かけて、気になって訪れる人も多いようです。

また、秋になると白い彼岸花が咲くことでも有名で、赤い彼岸花は見たことがある人も多いと思いますが、白い彼岸花は少し珍しいですよね。

この記事では、香林寺でできる願掛けや、お守り、御朱印、アクセスについてわかりやすくご紹介します。

木の看板
木の看板
開運不動尊
入口の左には開運不動尊がありました。

香林寺の「幸福の道」で願い事をする

幸福の道の順路
庭園には「幸福の道」の順路があり、案内にそってゆっくり歩きます。
十二支像と幸福の道
この順路を3回歩きます。
光景
違う世界に来た感覚になる光景

香林寺を訪れる人の多くが楽しみにしているのが、庭園にある「幸福の道」での願掛けです。願掛けというのは、簡単にいうと「お願い事をすること」です。

香林寺の願掛けは、少し特別な方法で行います。
まず、本堂でタスキを受け取ります。そのタスキに、自分が叶えたい願い事をひとつ書きます。

お願い事は、いろいろ書きたくなりますが、ここではひとつにしぼります。そのあと、十二支の像が置かれている庭園の道を、右回りに歩きます。

最初の2周は、そのまま歩きます。そして3周目に、自分の干支の像を探します。
見つけたら、その像にタスキをかけて、手を合わせてお願いをします。

ただお願いするだけではなく、自分の願いとちゃんと向き合う時間になるのがいいところです。ゆっくり歩いていると、気持ちも少し落ち着いてきます。

「絶対に叶えたい」と思う気持ちを、あらためて確認できるような時間です。

十二支像の亥
自分の干支である亥の像にタスキをかけ、お賽銭を入れて手を合わせました。

香林寺の白不動さまにもお参りできる

白不動明王へ続く参道
赤いのぼりが並ぶ参道の奥に、白不動明王がいらっしゃいます。

庭園の奥には「白不動」と呼ばれる仏さまもいらっしゃいます。白不動さまは、開運にご利益があるといわれています。

開運とは、運がよくなるように願うことです。良いご縁に恵まれたと感じる人や、美容面でうれしいことがあったと感じる人もいるそうです。

もちろん、お願いしたら必ず何かが起こるというわけではありません。でも、静かな場所で手を合わせると、不思議と気持ちが前向きになります。

「またがんばろう」と思えるだけでも、参拝する意味があるのかなと感じます。

香林寺のお守りの種類がとてもユニーク

香林寺の本堂入口
お守りや御朱印が並ぶ本堂入口。願掛け寺らしい、あたたかい雰囲気がありました。

香林寺の魅力のひとつが、お守りの種類です。一般的なお守りもありますが、少し変わったお守りもあります。

たとえば、

「推活成就」
「良席祈願」
「当選祈願」

などです。

ライブや舞台、イベントが好きな人には、かなり気になるお守りですよね。推し活をしている人なら、「これは欲しい」と思うかもしれません。

ほかにも、

「デブ封じ」
「肩凝退散」

といった、日常の悩みに寄り添ったお守りもあります。

ちょっとクスッと笑ってしまうような名前ですが、悩んでいる本人にとっては切実な願いだったりしますよね。

こういう身近なお守りがあるところも、香林寺が親しまれている理由だと思います。

香林寺の御朱印も人気

香林寺の御朱印
力強い筆文字が印象的な香林寺の御朱印。参拝の記念として大切に持ち帰りました。

香林寺では、御朱印もいただけます。
御朱印とは、お寺や神社に参拝した証としていただけるものです。

香林寺には、白不動明王の御朱印のほかに、干支を描いた特別な御朱印もあります。住職さんが描かれる干支の御朱印は、あたたかみがあり、記念にもなります。

また、季節ごとにデザインが変わる御朱印もあります。約2カ月ごとに変わるそうなので、行く時期によって違う御朱印に出会えるのも楽しみのひとつです。

御朱印を集めている人はもちろん、初めて御朱印をいただく人にも良さそうです。

香林寺|白い彼岸花が咲く庭園

香林寺の庭園は、季節の花を楽しめる場所でもあります。特に有名なのが、秋に咲く白い彼岸花です。

9月下旬から10月上旬ごろになると、約6,000本もの白い彼岸花が咲くといわれています。白い彼岸花がたくさん咲いている景色は、とても幻想的です。

この時期にはライトアップが行われることもあり、いつも以上に多くの人が訪れるそうです。

春には霧島ツツジが咲き、庭園を赤く彩ります。
季節によって雰囲気が変わるので、一度だけでなく、別の季節にも行ってみたくなるお寺です。

香林寺で願い玉を投げる「出世達磨」

出世達磨
大きな口を開けた出世達磨。願い玉がたくさん入っていて、人気の願掛けスポットだと感じました。
願い玉
出世達磨に投げ入れる願い玉。ひとつでも口の中に入るよう、願いを込めて投げます。

庭園の竹林には、「出世達磨」という達磨さんもいます。ここでは、5つの「願い玉」を達磨さんの口に向かって投げます。

そのうち1つでも入ると、出世運や金運に良いといわれています。実際にやってみると、思ったよりむずかしいかもしれません。

でも、遊び感覚で楽しめるので、参拝の思い出にもなります。願いを込めて玉を投げる時間は、大人でもちょっとワクワクします。

香林寺|本堂の中にも見どころがある

お子抱き地蔵
本堂内に安置されているお子抱き地蔵。安産や子どもの健康を願う方が手を合わせる場所です。

香林寺は、庭園だけでなく本堂の中にも見どころがあります。本堂には「お子抱き地蔵」が安置されています。

安産や子どもの健康を願う方が、お参りされることもあるようです。

また、能面師による能面の展示や、人間国宝・木村雨山氏の作品も見ることができます。能面や美術品に詳しくない人でも、実際に近くで見ると迫力があります。

歴史や芸術にふれられるところも、香林寺ならではの魅力です。

香林寺の拝観料と時間

お願いの張り紙

香林寺の拝観料は、大人500円、中学生以下は400円です。
拝観時間は、基本的に9時から17時までです。

ただし、冬の時期である11月から2月は、16時30分までになる場合があります。行く前に、公式サイトなどで時間を確認しておくと安心です。

せっかく行ったのに閉まっていたら残念ですからね。

香林寺|アクセスと駐車場

香林寺は、金沢市野町にあります。バスで行く場合は、「広小路」バス停から歩いて約3分です。

金沢観光の途中でも立ち寄りやすい場所にあります。車で行く場合は、金沢駅から約15分ほどです。

お寺には約10台分の駐車場があります。ただし、山門のあたりは少し道が狭いようです。大きな車で行く場合や、運転にあまり自信がない場合は、少し注意した方がよさそうです。

基本情報

項目詳細
名称願掛け寺 香林寺
住所石川県金沢市野町1-3-15
電話番号076-241-3905
参拝時間9:00〜17:00
冬期時間11月〜2月は9:00〜16:30の場合あり
拝観料大人500円/中学生以下400円
アクセス城下まち金沢周遊バス・北陸鉄道路線バス「広小路」バス停から徒歩約3分
車でのアクセス金沢駅から車で約15分
駐車場あり:約10台
所要時間約20〜30分
注意点山門付近の道がやや狭いため、大型車の場合は注意

香林寺|混雑する時期もある

香林寺は、普段は静かに参拝できるお寺です。でも、白い彼岸花が咲く時期や観光シーズンは、人が多くなることがあります。

ゆっくりお参りしたい場合は、朝の早い時間や、混雑しにくい時期を選ぶのがおすすめです。

静かな空間で庭園を歩くと、気持ちがふっと軽くなるような時間を過ごせます。

香林寺|まとめ

香林寺の外観
香林寺の外観

香林寺は、歴史のあるお寺でありながら、今の時代に合った楽しみ方もできる場所です。

タスキに願い事を書いて歩く「幸福の道」や、願い玉を投げる「出世達磨」、推し活向けのお守りなど、ほかのお寺とは少し違った魅力があります。

白い彼岸花や霧島ツツジなど、季節の花を楽しめるのも素敵なところです。

お寺や神社に詳しくなくても、香林寺なら気軽に参拝しやすいと思います。金沢に行く機会があれば、観光の途中に立ち寄ってみるのもよさそうです。

静かな庭園を歩きながら、自分の願い事と向き合う時間。そんな時間を過ごせるのが、香林寺の魅力です。